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【11年連続増配で配当3倍に】積水ハウスの業績【働き者のこびと株】

高専リーマン
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読者様
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優良な高配当株が知りたい

そこでマネックス証券の10年スクリーニングで見つけた優良高配当株を紹介します。

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本記事で紹介するのは積水ハウスです。

積水ハウスの概要は以下。


本記事を読むことで、

高専リーマン
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積水ハウスについて理解することができます。

筆者について
  • 1400万超の高配当・連続増配株を運用中
  • 年240万超を財務優良な高配当・連続増配株に投資している
  • 2022年の受取配当金は36万を超える見通し。月換算で3万円。投資元本も約20%増加。
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【11年連続増配で配当3倍に】積水ハウスってどんな会社?

高級戸建を中心とした住宅トップメーカーです!

高専リーマン
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せきす~い
はうす~♪

でお馴染みの積水ハウスです!

ビジネスは大きく分けて以下の4つで構成されています。

  • 請負型
  • ストック型
  • 開発型
  • 国際
引用:積水ハウスの71期ビジネスレポート

各事業の売上利益は「セグメント・海外の比率」で述べます。

【売上右肩上がり】積水ハウスの業績

業績推移

  • 売上が右肩上がり
  • 経常利益が10年で2倍に増加
  • 9年近く経常利益率が9%前後で推移

キャッシュフロー

キャッシュフローに関しては、以下の点が評価できます。

  • 長期に渡って、営業CFがプラス。
  • 営業CFマージンも5%程度で長期間で安定。

特に2020年に営業CFやフリーCFが大きくプラスになっていますね!

この理由を決算書を見て確認してみると

  • 2020年1月期の営業 CF は、都市再開発事業、国際事業での物件売却が進み 2,386億円改善。
  • 2021年1月期は営業CF は、前期の国際・都市再開発事業での物件売却が高水準であった反動で、1,717 億円減少の 1,919 億円

とのこと。

つまり、2020年の営業CFが特異的に高かったとのこと。

2020年の特異点を除くけば、2013~2022年の営業CFは同水準で推移しているので、安心して保有できます!

高専リーマン
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この調子で安定的に現金を稼いでくれよ

倒産リスク(キャッシュと貸借対照表)

また以下の点もGood!

  • 現金同等物が近年は多めに確保されている。
  • 自己資本比率50%以上。
  • 流動負債が流動資産の半分以下。

債務超過や倒産のリスクも低そうです。

一方で気になる点に関しては、

  • フリーCFがマイナスになっている年がある。
  • 2022年のフリーCFが著しく低い

2022年のフリーCFが減少している理由について、決算を確認すると

  • 営業 CF は、当期純利益が増加も、国内、アメリカでの販売用不動産の増加により 739 億円減少
  • 投資 CF は、有形固定資産の取得に加え、アメリカ Holt Homes社取得もあり-1,137 億円。

結果、フリーCF が43億円に(921 億円の減少)

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー

とはいえ、

  • 成長中のアメリカ市場に間接的に投資できる。
  • ある意味で国際分散投資がされている。
  • 事業に投資しないと企業は成長できない。

個人的にはアメリカ進出のための投資なのでプラスに捉えています。

高専リーマン
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今後の成長に期待してるよ♪

せきす~い
はうす~♪

【11年連続増配で配当3倍に】配当金と株主還元【働き者のこびと株】

配当と株主還元

増配率

財務がかなり優秀で、株主還元もしっかりしています。

  • 11年連続増配
  • 10年で配当3倍
  • 増配率が10%以上の年が4回
  • EPSが概ね右肩上がり
  • 自己資本比率 50%以上で倒産リスクも低くめ
  • 配当性向は50%以下で余力も十分

利益・配当を安定して増やしています!

まさに「寝てても配当を運んでくれる」=「働き者のこびと株」ですね。

「働き者のこびと」とは

グリム童話「小人のクツ屋」に出てくるキャラクター。物語の小人は、人間が寝ている間に靴を作ってくれる働き者です。

一方で気になる点としては、

  • 直近の増配率が一桁代で少し物足りない

「積水ハウスの業績」でも説明した様に、海外に積極的に投資しているようなので、

  1. 海外展開が成功し、
  2. 利益が伸びれば、
  3. 配当が増えて、
  4. 増配率も上がってくるはず。

今後の増配を期待してるよ♪

高専リーマン
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せきす~い
はうす~♪

今が買い時か?(株価指標と割安度)

PER(株価収益率)

PERがコロナショックが発生した2020年6月くらいの水準まで割安になってきた。

PBR(株価純資産倍率)

PBRがコロナショックが発生した2020年6月くらいの水準まで割安になってきた。

配当利回り推移

  • 配当利回りは過去3年で見ると、メチャクチャ高いという訳ではない!
  • ただし、「事業セグメントで説明した成長性」と「配当利回り4%以上」は投資妙味あり!

以上より、

高専リーマン
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個人的には割安と見ています。

しかしながら、今は不安定な相場なため、

時間を分散して少しずつ持ち株数を増やしています。

事業セグメント・海外の比率

セグメント構成

引用:積水ハウスの71期ビジネスレポート

稼ぎ頭のTop3は、

  1. 請負型
  2. ストック型
  3. 国際ビジネス

【売上No.1】請負型ビジネス:賃貸住宅、建築・土木事業

引用:積水ハウスHP「個人投資家のみなさまへ」

2021年の累積建築戸数は約254万戸で、「世界No.1」

要するに、家を建てた数が「世界No.1」ということです。

ただし、

家を建てまくるだけでは利益は増えてきません。

そこで以下のグラフをご覧下さい!

引用:積水ハウスHP「個人投資家のみなさまへ」

1棟当たりの単価が年々上昇していることより、

  • 付加価値を上げている
  • 値上げができる強いブランド力
  • 多少の値上げでも購入してもらえている

ことが推測できます。

積水ハウスの請負型ビジネスは今後の成長を期待できるポテンシャルを秘めています!

高専リーマン
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積水ハウスの請負型ビジネスは、

今後の成長を期待できるポテンシャルを秘めています!

【売上No.2】ストック型ビジネス

引用:積水ハウスHP「個人投資家のみなさまへ

事業構成は、

  • オーナーが建てた住宅のリフォーム
  • 不動産による家賃収入や仲介手数料

住宅のリフォーム

オーナーが建てた住宅のリフォーム。

  • 戸建て数が伸びていることから、
  • リフォームの収益大
  • 今後も伸びが期待できる!

不動産フィー

不動産による家賃収入や仲介手数料

  • 管理戸数が年々増加
  • 97%以上の安定した入居率

今後の展望

  • 「世界No.1」の安定した請負型ビジネスにより、
  • ストック型ビジネスが成長する

盤石な成長基盤が構築されています。

 

高専リーマン
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30年後はストック型ビジネスが、

積水ハウスの売上No.1になってるかもです!

【No.3】国際ビジネス

海外展開は、

  • アメリカ
  • 中国
  • オーストラリア

など。収益のメインはアメリカ

アメリカ市場ではM&Aすることで事業を拡大中。

積水ハウスのM&A戦略

米国は、現地優良パートナーとの提携によって、「賃貸住宅事業」「住宅販売事業」「コミュニティ開発事業」を展開。今後は住宅販売事業の販売を増やし、さらなる米国事業の事業領域拡大狙っている。

引用:積水ハウス株式会社 国際事業説明資料
  • アメリカは人口増加、経済成長国
  • 2025年には米国市場7000戸
  • 2025年の海外市場全体で1万戸 現在の4倍の見通し

高専リーマン
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また以下のグラフを見ると

国際ビジネスの伸び率がヤバいです!

引用:積水ハウスHP「個人投資家のみなさまへ」
国際ビジネスの伸び率がヤバい

2010年:請負型ビジネスに偏っている

2021年:海外やストック型ビジネスが育ち、請負型ビジネスの比率が減少

高専リーマン
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積水ハウスの米国ビジネスは成長が期待できる!

間接的に成長大国の「我らがUSA」に投資できるのはGood!

そして円安のリスクヘッジにもなります!

ただし、米国の住宅ローン金利が上昇中。米国市場の売上が伸び悩む懸念あり。

今後の動向は要チェックです!

まとめ

本記事では、長期にわたって安定的な経営をしている大手住宅メーカーの「積水ハウス」について解説しました。

業績と株主還元
  • 10年間で配当3倍、経常利益2倍
  • 11年連続増配
  • 売上、EPS右肩上がり
  • 経常利益率約9%
  • 10年間営業CFがプラス
  • 自己資本比率50%以上で倒産リスク低
  • 流動負債が流動資産の半分以下で債務超過のリスク低
  • 配当性向は40%程度で余力も十分
  • PER10、PBR1で割安水準

建設セクターにしては財務がかなり優秀で、株主還元もしっかりしています。

PER、PBR、配当利回りの推移から、

高専リーマン
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個人的には割安と見ています。

また以下の理由から株価上昇も期待できます。

  • 「世界No.1」の安定した請負型ビジネスにより、、ストック型ビジネスの成長が期待できる
  • 人口増加、経済成長国のアメリカへの投資も積極的
  • 2025年の海外市場全体で1万戸、現在の4倍に成長する見通し

海外でも事業展開しているので、円安のリスクヘッジも期待できます。

高専リーマン
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  • 財務状況
  • 割安性
  • 今後の成長性

がいい感じなので、時間を分散して買い増しを進めています。

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最後まで読んで頂きありがとうございます!

それではまた!

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ABOUT ME
高専リーマン
高専リーマン
投資家 / エンジニア
高専卒のポンコツ会社員。

高配当株でセミリタイアを目指している。 20代のうちに資産1500万超、年250万以上の貯金を4年継続。2023年の配当金が年60万超になる見通し。

ブラック職場でメンタル崩壊→男性育休を勝ち取る→5時起き朝活470日以上継続中→ブログ収益化。

育児の合間やスキマ時間でブログ執筆。高配当株や男性育休、高専関連について発信中。

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