【直近増配率66%】宝ホールディングスの業績【食品セクター】
そこでマネックス証券の10年スクリーニングで見つけた優良高配当株を紹介します。
本記事で紹介するのは宝ホールディングスです。
本記事を読むことで、
宝ホールディングスについて理解することができます。
- 1200万超の高配当・連続増配株を運用中
- 年240万超を財務優良な高配当・連続増配株に投資している
- 2022年の受取配当金は36万を超える見通し。月換算で3万円。投資元本も約20%増加。
宝ホールディングスってどんな会社?
宝酒造、宝酒造インターナショナルグループ、タカラバイオを中核とする持株会社。
国内・国外に向けて、
- 酒類(清酒、焼酎、ソフトアルコール飲料、洋酒)
- 調味料製品(本みりん)
- 加工業務用調味料
- 原料用アルコール
の製造・販売と輸出している。
主な商品としては、
- 清酒の国内最大手として清酒「松竹梅」、
- ソフトアルコール「焼酎ハイボール」「タカラcanチューハイ」、
- 調味料「本みりん」(焼酎・みりんは業界1位)
を生産している。
2017年宝酒造インターナショナルグループを設立し、海外の飲食市場の回復により、売上、営業利益が増加させている
タカラバイオ<4974>は
- バイオ産業支援(研究用試薬)
- 遺伝子医療
- 受託サービス
- 医食品バイオ(キノコ・健康食品などの製造・販売)
を営む。
近年では一般試薬に加えて、新型コロナPCR検査関連製品の増加で、業績に大きく貢献
【売上右肩上がり】宝ホールディングスの業績
業績推移
良い点としては
海外の飲食市場の回復や量販店等の販売ルート拡大、原価率の改善等により、売上、営業利益が増加しております。また海外展開をしているため、円安に強いと判断しています。
キャッシュフロー
気になる点は
のビジネスモデルであるため、物価上昇による原価率の悪化には注視が必要です。
【直近増配率66%】配当金と株主還元
配当と株主還元
増配率
財務がかなり優秀で、株主還元もしっかりしています。
加えて決算好調により大幅増配。
食品セクターの高配当株は少ないので
分散の一角として、
私も保有しています!
セグメント・海外の比率
セグメント構成比
セグメントごとの売上推移
セグメントごとの利益推移
良い点をピックアップすると、
それぞれの特徴は以下
- 国内は調味料等が増収となった
- 焼酎や業務市場の低迷で清酒が減少
- 前期特需の原料アルコールの反動減 粗留アルコールのコストアップ
- トータルで前期に比べて減益
海外の飲食市場の回復や量販店等の販売ルート拡大、原価率の改善等により、売上、営業利益が増加
- 新型コロナPCR検査関連製品の増加し、
- 業績に大きく貢献する。
- 結果として異常に高い利益率が42.5%を達成。
今が買い時か?(株価指標と割安度)
PER(株価収益率)
2020年4月のコロナショックと同水準になり、割安だと判断できます。
PBR(株価純資産倍率)
2020年4月のコロナショックと同水準になり、割安だと判断できます。
配当推移
2021年はじめと同水準になり、割安だと判断できます。
以上より、
個人的には割安な水準だと思います。
時間を分散して少しずつ持ち株数を増やしても良いと思います。
まとめ
本記事では、直近の増配率66%の宝ホールディングスについて解説しました。
- 直近増配率66%以上
- 7年連続増配
- 10年で配当4倍に成長
- 配当性向は40%以下で余力も十分
- 配当利回り3.2%
- 増配率8%以上が9年間で7回
- 売上、EPSが右肩上がり
- 10年間営業CFマージン5%をキープ
- 近年ではフリーCFが増加傾向
- 現金・現金同等物は一定の水準をキープ
- 自己資本比率 50%あり倒産リスクは低め
財務がかなり優秀で、株主還元もしっかりしています。
食品セクターの高配当株は少ないので分散の一角として、保有するのはアリと思います!
PER、PBR、配当利回りの推移から、
個人的には割安な水準だと思います。
時間を分散して少しずつ持ち株数を増やしても良いと思います。
物価上昇によって原価率が悪化し、
今後の売上・利益への影響するか要チェックです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
それではまた!
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