【お金持ちを真似よう】証券口座を分散するべき4つの理由
このような疑問を抱えている方は、資産を増やしたいけど、極力リスクを負いたくない方だと思います。
- 証券口座を複数所持
- 20代で資産1000万円以上を築いた
- 年240万以上を投資に回している
こんな私が「証券口座を複数持つメリット」と「証券口座を複数持つデメリットとその対策」に関して、実体験に基づいて解説します。
この記事を読むことで、以下の疑問が解決できます。
- 口座を1つだけ持っているけど、倒産したら資産はどうなるの?
- 複数証券口座を持っておいた方がいいのだろうか?
- でも管理が面倒くさそうだから、対策はないの?
証券口座を複数持つべき4つの理由
結論、株式投資をする上で証券口座は複数持つべきです。
理由は以下です。
- システムダウンのリスクがある
- 倒産・不正に対するリスク分散
- 相場感が分かる
- 証券口座ごとのツールが利用できる
それでは順番に見ていきましょう。
理由①:システムダウンのリスクがある
金融危機などで大暴落が起こるとシステムトラブルなどで証券口座にログインできなくなる可能性があります。実際に米国のロビンフット証券はコロナショックの時にシステムダウンにより取引ができなくなりました。
以下は和訳
全機能に影響を及ぼすサービス停止のシステム障害が起こっています。
現在、全力で問題究明と早急に復旧できるよう努めております。
2020年3月2日午前11時2分 ・ ツイッターより
飛ばない豚=ただの豚
証券口座にアクセスできない投資家=無力な投資家です!
当時は証券口座にアクセスできなくて破産した人が続出したらしいです
お金持ちの投資家ほどシステムトラブルに備えて証券口座を分散しています!
そういった理由から、私もリスクヘッジとしてSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3刀流スタイルにしています。
理由②:倒産・不正に対するリスクヘッジ
証券口座1社だと、倒産・不正のリスクが考えられます。しかし、このようなリスクはかなり低いです。
ネット証券3強のサイトを覗いてみると、
■楽天証券
万一破綻した際でも、お客様の有価証券や金銭はお客様へ確実に返還されます。■SBI証券
万が一、当社が破綻したとしましても、お客さまからお預りしているご資産は確実に返還されます。■マネックス証券
引用:ネット証券3強HP
万一、マネックス証券が破たんしたとしてもお客様からのお預り資産は確実にお客様に返還されます。
各社とも同様の記述があり、顧客の資産は分別管理されており、必ず返還されるとのことです。
これは法律で定められたルールであり、上記の3社でも明記されているので、ある程度は安心できそうです!
さらに日本証券協会のHPを覗いてみました。そうすると赤字の様な記載を見つけました。
証券会社が投資家から預かっている有価証券や金銭は、万が一、証券会社の経営が破たんしたとしても確実に顧客に戻るように、自社の資産とは区分して管理することが法律で義務付けられています。これを「顧客資産の分別管理」といいます。
それでもなお、顧客資産の円滑な返還が困難となった場合は、日本投資者保護基金から1顧客当たり1,000万円を限度として補償されます。
引用:日本証券協会
商品によっては、商品そのものが返還されるのではなく、換金されて返還される場合もありますので、その時の市場価格(時価)によっては損失が発生する場合もあります。
なお、信用取引や先物取引などについては、一部、分別管理の対象とならない場合もあります。
赤字の「それでもなお」以降が気になります!
要するに証券会社には返還の義務が課されているが、返還が困難な場合は全額返ってこない可能性もあるということです(補償は上限1000万円)。
例 証券会社Aで2000万円運用 ⇒ 1000万円は返還、1000万円の損失
この様なテールリスクが顕在化する可能性があることも、頭に入れておきたいですね。
お金に強いユダヤ人の世界では、
どんな災難や危機も「人生には起こり得ること」と受け止めて、それに呼吸するように備えているらしいです。
- いざというとき慌てない。
- パニックを起こさない。
こうした考え方はユダヤ人にとって、当たり前のことです。
ユダヤ人に言わせると、この両者には天と地ほどの差があります。
想定外で、あなたの資産を失ってからでは遅いです。
あなたの資産を守るためにも証券口座は分散して管理するべきです。
理由③:相場感が分かる
- 車
- 引っ越し
- 携帯・ネット
- 結婚式
- 保険
などを契約・購入する時に、複数のサービスを比較することで費用を安くできた経験ありませんか?
私は引っ越しの時に複数社の見積もりを取ることを心がけています。
- A社:10万
- B社:7万
- C社:4万
運べる荷物の量は変わらないのに、C社を使うことで4万まで費用を抑えることができました。
証券口座を利用する際も、同じことが言えます!
証券口座の開設は全て無料でできるので、複数社を実際に使ってみて比較することをオススメします!
理由は実際にあなたの手で各社のサイトと操作してみると、
- 手数料は安いか?
- 取扱銘柄は?
- 管理画面は分かりやすい設計か?
- 提携銀行のATM手数料は?
- 提携銀行の振込手数料は?
こういったことが分かるようになります。
確かにネットの情報でも十分かもしれませんが、実際に使ってみないと、あなたにとってのメリット、デメリットが分からないものです!
私の体験談をですが、実際に自分の手を動かして、複数の証券口座を使ってみると
- A社:ドルの換金時間⇒即日
- B社:ドルの換金時間⇒即日
- C社:ドルの換金時間⇒3日
ということに気が付きました!
米国株投資をやっている私にとって、C社は少し使い勝手が悪いと感じました。
従って、自分の手で各証券口座の管理画面をいじってみるべきです!
「百聞は一見にしかず」です。
また相場感を磨いておけば、メインの証券口座に何かあっても良い証券口座に乗り換えるのも容易になります!
- 相場観を磨いて、
- 自分にあった「証券口座」=「良い富の倉庫」を見つけましょう!!
理由④:証券口座ごとのツール・機能が利用できる
各証券口座の便利な機能を紹介します!
銘柄分析をするならマネックス証券の銘柄スカウターが最強です。
この銘柄スカウターの性能は、他の証券口座の分析ツールに比べて頭一つ抜けています!加えて無料でここまでできるツールは他にありません。
具体例を紹介します。
- 企業の業績推移
- キャッシュフローの推移
- 割安度の推移
といった指標がこんな感じでひと目で分かります。
また10年スクリーニング機能は高配当株の選定にもかなり役に立ちます!
特に連続増配年数のスクリーニングは、他の証券口座では出来ません!
実際にこの機能を使って、日米高配当企業の過去の業績を見て、銘柄の選定に使っています。
マネックス証券の使い方について、もっと詳しく知りたい方のために、以下の記事にまとめました!
証券口座を複数持つデメリット【対策あり】
勿論ありますよ。
それは管理が煩雑になるためです。
具体例をあげると、
- どの口座にどの銘柄が何株あるんだろう?
- 配当や損益はどのくらいなんだろう?
といったことが分かりにくくなります。
マネーフォワードMEと連携させておけば、簡単に一元管理できます!
実際に私もマネーフォワードを利用していますので、具体例を紹介します。
このマネーフォワードで取得したデータを元に、ポートフォリオの銘柄比率やセクター比率、損益率の管理を行っています。
※配当の集計に関しては、各証券口座からcsvファイルをダウンロードして行っています。
マネーフォワードは無料で登録できます。試すだけなら、金銭的なリスクはゼロです。ちなみに私は無料プランを使ってみて大変満足したので、有料プランにアップグレードしました。
複数所持するのにオススメの証券口座
っていう声が聞こえてきそうなので、証券口座を比較しました!
各証券口座の最も優れている点
SBI証券 |
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マネックス証券 |
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楽天証券 |
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SBIネオモバイル証券 |
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- SBI証券 ⇒ 万人にオススメできる
- マネックス証券 ⇒ 一般NISAで米国株・日本株をやりたい人
- 楽天証券 ⇒ 既に楽天経済圏の住民
- ネオモバ ⇒ スマホで簡単に日本株を始めたい人
それぞれの状況に合わせて証券口座を選択して貰えればと思います!
私は楽天証券とSBI証券で保有銘柄を管理して、マネックス証券で高配当・連続増配株の選定をしています!
私は一般NISAを利用しているので、マネックス証券の
- 一般NISAは米国・日本株の買付手数料が無料
- 米ドルの買付が無料
は調べてみてかなり魅力的に感じました。
マネックス証券をメイン口座にするのは、個人的にはかなり有りと思っています!
こうやって比較してみると相場観が養われてきますね!
証券口座が増えて管理が煩雑な場合は、マネーフォワードを利用しましょう!
まとめ
本記事では証券口座を複数持つべき4つの理由について紹介しました。
理由は以下です
- システムダウンのリスクがある
- 倒産・不正に対するリスク分散
- 相場感が分かる
- 証券口座ごとのツールが利用できる
証券口座を複数持つと管理が煩雑になるデメリットがありますが、
それはマネーフォワードを使うことで解決できます。
- SBI証券 ⇒ 万人にオススメできる証券口座
- マネックス証券 ⇒ 銘柄分析ツールが最強
- 楽天証券 ⇒ 楽天経済圏と連携可能
- SBIネオモバイル証券 ⇒ スマホで簡単、日本株を一株単位で手数料無料で購入できる
これらの証券口座を持っておけば、リスクを抑えて、お金持ちに近づくことができるはずです。
それではまた!